きっと何とかなるからいいや
このように将来のリスクを甘く見ていると、シングルマザーは痛い目に遭うかもしれません。
夫がいないということは、金銭的・健康的なリスクが高まります。
将来のことを考えて準備をしておかないと、何かあってからでは遅いんですね。
そこで今回はシングルマザーが今日からできる将来への備えを紹介。
怖い末路や、そんな将来を避けるために今からできることをお話しします。
シングルマザーの末路とは?準備不足で起こる未来
何の準備やリスク対策をしていないと、どんな末路になるのか。
将来に困りやすい『お金』・『人間関係』・『健康』で見ていきます。
① シングルマザーはお金がない?将来の貧困リスク
働き手が自分しかないというのは、収入の額でも安定でも不安が付きまといます。
例えば子育てや家事を両立するためにフルタイムで働けない期間があったり。
シングルマザーに理解があるような会社への再就職が難しいですよね。
パートをしていても、子供が急に熱を出せば欠席することになります。
元夫からの養育費も、これからずっともらえるとは限りません。
- 就職が難しい
- フルタイム勤務が難しい
- 養育費の不安定さ
これらの収入面が少ないと、今は生活を送れても将来は難しくなります。
例えば子供が大きくなってからは学費など教育費が増えてきますよね。
高齢になれば病院に行く回数も増えてくるでしょう。
親の介護などで出費がかかる可能性だってあります。
- 教育費の負担が増える
- 病院や治療の回数が増える
- 親の介護が必要になるかも
出費が増えるのに収入は増えない。
このような状態になると貧困の道を辿ることになります。
子供が大きくなったら正社員として働けないか考える。
それまでは親や自治体の助けを借りれないかを検討しましょう。
② シングルマザーは孤独?孤立しやすい
今は何となくママ友がいて、職場の仲間がいても、将来で孤立する可能性はあります。
子供が大きくなればママ友同士の繋がりは弱くなるもの。
人間関係のストレスは減りますが、交流が減って孤独感が増えるケースもあります。
親の介護があれば家にいる時間が増えて、人と接する機会も減りますよね。
女性の場合は男性と比べてコミュニケーション能力が高いので、孤立しにくいと言われています。
ただ意識的に自分から行動しないと、いつのまにか一人になってしまうかもしれません。
お子さんが結婚して家を離れるような年齢が近づいてきたら、自分から社会との接点を増やしていきましょう。
ネットでの交流や習い事を始めたり、再婚などを意識するのも良いですね。
③ 将来の漠然とした健康の不安!支えがないと怖い
将来の病気の不安は誰だって抱えています。
ただシングルマザーの場合は、働き手が自分だけという不安が大きくなるんですね。
年をとると、『もし自分が働けなくなったら』と子供の未来を心配し始めます。
あなたの代わりに働いてくれる人はいないので、子供が進学を諦める可能性も。
日頃から健康に気を付けるのはもちろん、病気になったときの対策を事前に考えておくのも大事。
実家に戻って親の助けを借りたり、自治体の支援を求めるといった方法があります。
- お金…収入の不安定さ・出費が増える
- 孤立…子供が大きくなると一人になる
- 健康…自分に何かあったとき子供の将来が不安
シングルマザーが最悪の末路を避けるために今日からできること
生活費・孤立・病気
こういった将来のリスクに、今日から何ができるのでしょうか?
大きな変化や思い切った行動は必要ありません。
少しずつコツコツと積み重ねる行動が、将来のあなたを助けてくれます。
① 生活費を抑える&収入を増やす
お金は2つに分けて考える必要があります。
まずは生活費を抑えること。
例えばスマホを格安SIMにしたり、光熱費の契約先を変えれば、生活は変わらずに出費を抑えることが可能。
一時的に親の実家に住めば家賃分も浮きます。
また国や自治体の支援を受けるのも大切。
ひとり親家族医療費醸成制度など、母子家庭や父子家庭を支援する制度は地域によって用意されています。
また収入が少ない家庭には所得税や住民税の減免制度もあるんですね。
こういった制度を使って生活費を抑えることも可能です。
お金を不安を消すための、2つ目の方法が収入を増やすこと。
ただいきなり就職するとか転職するといったことは難しいですよね。
そこでまず考えたいのが、副業になります。
在宅ワークやポイ活なら、スキマ時間に取り組めるのでシングルマザーの副業に最適。
- ポイントサイト
- データ入力
- ハンドメイド
家事や育児を済ませて、家で少しゆっくりしてから取り組むこともできますよね。
正社員として働けない時期は、パートと在宅の副業の掛け持ちがおすすめです。
そして国や自治体から手当をもらうという方法もあります。
児童手当・児童扶養手当・児童育成手当・住宅手当など、シングルマザーが受けられる可能性がある手当はたくさん。
正社員として働けない期間は(子供が小さい間)は、こういった国の支援もフル活用すると良いですよ。
そして子供が大きくなってからはフルタイム勤務を検討。
正社員になれば収入も増えるし、厚生年金にも入れるので将来の年金受給額も増えます。
いきなり再就職は難しくても、正社員登用制度があるアルバイト求人から始まるなど方法はあります。
正社員登用制度があるアルバイトなら採用されやすいし、職場の雰囲気を事前に体験できるますよ。
お金の不安は1日だけで消えることはありません。
ただ支出を減らし収入を増やせば、その分だけ将来への備えはできます。
まずは通信費や光熱費など固定費の見直しから行いましょう。
参考⇒シングルマザーの貯金なしから脱却!貯金額1000万を目指す第一歩
生活費の負担を減らす
- 通信費や光熱費の見直し
- 実家に一時的に出戻り
- 助成制度や減免制度を使う
収入を増やす
- 在宅の副業を考える
- 國や自治体の手当を申請する
- 子供が大きくなったらフルタイム勤務
② シングルマザーの孤独を救う!交流や再婚
孤独を防ぐには、今から交流を作るのが大切。
ただいきなり親友とか、何でも話せる相手を作ろうとすると身構えてしまいますよね。
なので最初は”テーマごとの仲間”を作る感覚でいると良いでしょう。
例えばシングルマザー同士の人とネットで繋がる。
または副業も視野に入れてハンドメイドの習い事をするなど。
このようにテーマごとに話し合える関係性を作った先に、友人や親友といった関係性も見えてきます。
また再婚について前向きに考えられるなら、積極的に出会いを作るのもあり。
再婚できればお金・孤独・病気などの不安も軽減できますし。
ただシングルマザーだと、婚活に時間やお金を使えないという現状があります。
なので最初はスキマ時間に取り組めるマッチングアプリから始めましょう。
参考⇒シングルマザーにマッチングアプリは勝算ある?婚活アプリの選び方
③ 子供とのコミュニケーションを取りながら健康習慣を作る
健康については『生活習慣』と『検査』の2つに分かれます。
まず日頃の生活習慣ですが、健康的な生活を完璧に再現しようとすると大変。
食事・運動・睡眠を完璧にしようとすると、それがストレスになってしまいます。
なのでお子さんと一緒に取り組める健康習慣から始めませんか?
コミュニケーションを取れる運動を始めれば、お子さんとの時間も増えるし体力もつきますよ。
検査については自治体で受けられる健康診断がコスパ良。
民間の病院だと人間ドックに数万円もかかってしまいます。
それよりも市町村で受けられる数千円の健康診断の方がお得。
『自分が病気になったら子供は…』という不安はつきもの。
そのための最初のステップが運動と健康診断になります。
シングルマザーが最悪の末路を避ける方法は”行動”
シングルマザーだと育児・家事・仕事を両立するので、不安はつきもの。
子供を育てるのは自分しかないという状況は本当に大変です。
ただ最悪の未来を想像して怖がっているだけでは何も変わりません。
自分の人生を変えるためには、今日からどういった行動をとるかが大事。
お金が心配なら固定費の見直しや、受けられる支援を調べてみましょう。
孤独が怖いなら副業を兼ねた習い事や、シンママ同士の交流を作るのがおすすめ。
健康が怖いなら子供と一緒に取り組める運動を始めてみませんか?
このように行動をすれば、将来のリスクも少しずつ減っていきます。
次はこちら⇒シングルマザーの再婚は子供の年齢で変わる?