このまま年を取っていったら私はどうなるの?
シングルマザーにとって大きな悩みの一つに老後の不安があります。
夫婦で乗り越えるような課題も、一人で立ち向かうと思うと怖いですよね。
目の前のことにガムシャラなときは大丈夫でも、テレビで孤独死のニュースを見たら急に不安になってしまいます。
今回はシングルマザーの老後のリスクについて見ていきましょう。
シンママならではの老後の苦労と、今日からできる対策についてお話しします。
シングルマザーの老後は寂しい?不安の正体は”一人の生活”
ふと将来のことに不安を感じるのは、原因があることに気づきました。
それが『一人であること』への寂しさです。
『今は子供がいるけど、将来は…』と想像すると一人で暮らすことへの恐怖が襲ってくるんですよね。
シンママの老後の住まいは一人暮らし?子供が巣立ったらお金の心配はないが…
今は子供と2人で暮らしてる。
実家に帰れば親もいるし、ママ友だっているから寂しさは感じない。
(むしろ人間関係がわずらわしいときもあるほど…)
でもこのまま年を取ったらどうなるのかなと想像すると寂しくなりませんか?
子供が成長して一人立ちをして上京し、結婚してしまった。
子供がいなくなると近所の交流も減るし、親だって介護がいつ必要になるかわからない。
このように生活の変化がやってくることを考えると老後に不安を感じてしまいますよね。
子供が立派に成長することは嬉しいことのはずなのに、想像するとどこか寂しくもなります。
こんな状況を防ぐために今からどんなことに気を付ければいいのでしょうか。
老後のおひとりさまは問題ない!孤独は良いけど孤立はしない
私は人間とは孤独でいいと思っています。
すべてを理解してくれる人はいないし、子供のこともすべてを知って理解するのはムリ。
そういう意味では孤独って避けられないんですよね。
ただ孤独は良いにしても孤立はダメ!
社会でポツンと一人になってしまうと寂しさがドンドン大きくなるし、将来の不安も大きくなってしまいます。
孤立を防ぐには周囲とのかかわりを作る必要がありますよね。
私が心掛けているのは『質より量』の人間関係です。
もちろん理想の人間関係は量より質。
深く理解し合える人と出会えたら、それは素晴らしいことです。
でも最初は量を増やそうとした方がスムーズ。
量にこだわると寂しさはなくなるし、少しずつ頼れるので依存しなくて済むんですよね。
最終的にそういった人間関係の中から親友や恋人(将来の旦那さん)が見つかれば文句なしです。
人間関係の質にこだわるとフットワークが重くなるし、慎重になってしまいます。
とくに今は質よりも量を増やして気軽に話せる人を増やしていくのがオススメ。
私が老後の不安を感じてから参加したコミュニティは以下の通りです。
参考になれば嬉しいです。
- SNSで趣味垢を作る
- シンママでブログをしてる方とやりとりする
- SNSでシンママ専用のコミュに参加する
- 子供が仲良くしてる子の親と話す
- シングルマザーの支援団体に参加する
- 在宅の副業を初めて依頼主と協力して仕事をする
老後の寂しさは再婚で消える!婚活も検討
シンママの老後の不安は『これからも一人だ』という前提で生まれます。
それを根本的に解決するには婚活をするのも選択肢の一つなのは確か。
ただ焦って婚活をするのはリスクが大きいですね。
子供の気持ちを無視したり、相手に嫌われないようにバツイチ子持ちを隠して付き合ったり。
このように将来の自分の負担を増やす行動をすると逆効果になり後から後悔してももう遅いです。
ではどういった婚活が良いのかと言うと、相手の男性がシンママに理解があるかがポイント。
子供がいるという状況を踏まえて、それを受け入れてくれる男性がいれば、関係も長く深くなりやすいです。
そういった男性が多い場所で婚活をしてみませんか?
詳細はこちらの記事で話しているので参考にしてください↓↓
シングルマザーの老後や将来の不安は貯金面も影響している
シンママは孤独や寂しさだけではない将来の不安も抱えています。
それがお金の問題。
ニュースで『老後は2000万円必要』なんて出たときは笑ってしまいましたね。
『そんな大金、貯められないよ!』って叫びたくなります。
特に育児や家事でフルタイムで働けない場合はお金の不安が大きいでしょう。
元夫から養育費が払われなくなったり、子供の教育費がかかることを計算すると老後に回せるお金なんてありません。
そんな老後の金銭的な不安を減らすためには、どういった対策が良いのでしょうか。
老後資金を貯める余裕は頼れる人がいるかで変わる
老後資金は年金や持ち家か賃貸によって大きく変わります。
あとはシングルマザーの場合は親の協力をどこまで受けられるかで準備できる金額が変わりますね。
例えば子供を親に見てもらえるならフルタイムの仕事に就きやすいです。
実家に戻れば家賃もかかりません。
親に渡す仕送り代はあるにしても、家賃や光熱費よりは安いですよね。
このように親の協力を得やすい環境にいるなら、老後資金も貯めやすいです。
ちなみに私は離婚直後で余裕がないときに一時的に実家に出戻りました。
再婚を意識する男性と出会ってからは家を出ましたが、その間はお金が貯めやすかったですね。
老後資金というよりは子供の教育費に使いましたが、それでも負担は軽くて親にも感謝しています。
または先ほどと同じく再婚すれば金銭的な負担を一人で背負わなくてよくなります。
再婚すれば児童扶養手当は無くなります。
でも相手の収入や共働きや在宅で無理のない範囲で働けばお金の心配は今より軽くなるのは確か。
お金のために再婚するわけではないですが、メリットの1つとして金銭的な負担が軽くなるのは事実ですよね。
先ほどの孤立を防ぐ対策でもお話ししましたが、お金のリスクという点でも再婚というのは選択肢の一つになります。
またもしお子さんが将来的に大学へ行きたい!専門学校へ行きたいと言えば奨学金という手もあります。
私も学生時代は奨学金を使って大学へいき、社会人になってから返済しました。
親に金銭的な余裕が無いこともわかっていたので、奨学金を使ったことで親への不満などはありません。
きちんと説明すればお子さんもわかってくれるはずです。
このように老後にかかるお金を一人で何とかしようと背負い込むと大変です。
特にお子さんが小さければフルタイムで働けなかいことも。
一時的でも良いので親や国の支援は受けられるだけ受けた方が良いですね。
生活水準は落とさず固定費を減らせば将来のお金の不安を減らす
今日からできることとしてオススメなのが固定費の削減です。
シングルマザーとして生活して生活費がギリギリだと思っていても、意外と固定費って削れるんですよね。
例えば私が感動したのは格安SIMです。
auから楽天モバイルに変えたのですが、使い勝手は変わらないのに携帯代が月5000円からつき980円になりました。
さっそく子供にも説明して子供のスマホも楽天モバイルへ。
これだけで月1万円ほどのお金が浮いたんです。
お昼の12時くらいは少し通信速度が遅いですが、それ以外の使い勝手は全く変わっていません。
あとは子供の勉強でスタディサプリを始めました。
塾とか家庭教師だと月4,5万はかかると言われて挫折。
代わりに探したのがスマホで授業を受けるスタディサプリです。
こちらも月1000円ほどなので、メチャクチャ助かっています。
ちなみに今考えているのは水道光熱費の節約ですね。
関西電力を使っているのですが楽天でんきにして安く抑えながらポイントを貯めようとか。
ガスも乗り換えれば節約できるのかもとか調べている最中です。
自分へのご褒美や子供へのプレゼントなど、何かを我慢する節約は私はオススメしません。
精神的なストレスが大きいし、幸せを感じるためにもお金って使わないといけないものです。
ただスマホ代や光熱費など固定費に関してはドンドン節約してOKだとわかりました。
今までの生活をキープしながら勝手にお金が余ったので、フッと将来のお金の不安も軽くなったんですね。
私は固定費を削減したお金を、そのまま貯金用の通帳に貯めています。
子供の教育費か自分の老後のどちらに使うかはまだ分かりませんが、生活費の倹約は超オススメですよ。
シングルマザーの老後は寂しいとは限らない!今から対策できる
今回はシングルマザーならではの老後の不安についてお話ししました。
大きく分けて孤立とお金の不安があります。
孤立を防ぐには、浅くてもいいからたくさんの人間関係を作ること。
その中で友達ができたり好きな男性ができれば理想ですが、まずはたくさんのコミュニティに参加してみましょう。
居場所は1つに限定すると、そこが崩れたときのメンタルの影響がスゴイです。
気軽に参加できるコミュニティを見つけて、同じ境遇の人と交流できれば寂しさも感じなくなってきますよ。
お金に関しては①頼れる人がいるか、②固定費を倹約できないかで見ていきましょう。
一時的に実家に出戻ってフルタイムの仕事ができれば、それだけでお金を貯めやすい環境は作れます。
あとはスマホ代や光熱費など、暮らしは今のままで支払うお金を減らせる方法を探していきます。
浮いたお金は『何かあったとき用』の貯金口座に入れておくのがオススメ。
ドカッと急に貯金が増えるわけではありませんが、毎月少しずつ貯まっていくのでお金の不安はだいぶ軽くなります。
シングルマザーはすべてを一人でやろうと考えがち。
そう思って頑張るのは素晴らしいですが、孤立してしまうと将来の不安に悩まされてしまいます。
頼れる人や本音を語れる場所はすごく大事。
実際に頼ったりコミュニティに参加しなくても、『いざというときも大丈夫』と思えるだけで心は軽くなりますよ。