娘と手を繋いで仲良くあるくシングルマザー

このまま再婚しないの?

当時、子育てが一段落して落ち着き始めたときに友人から言われた一言でした。

  • 今までは”家×仕事×子供”で手一杯だった
  • でも時間が経って生活に少し余裕が出てきた
  • それに過去の結婚の嫌なことも思い出すことも減った

いい人がいれば再婚とかもしたいけど、このままでもいい気もする。

今回のテーマは 『シングルマザーで再婚しないと決めた人の理由』について。

シンママで再婚しないと決意してる人はどんな理由なのか。

他のみんなはどうしてるのかを参考に、これからの将来について考えてみませんか?

シングルマザーで再婚しないケースは意外と多い

シングルマザーと子供の関係

まず勘違いしがちなのが『シンママだから再婚できない』という思い込み。

これは完全に間違っていますね。

確かに昔はバツイチやシンママへの偏見があったかもしれません。

でも今は再婚率も高くなっています。

離婚率が高まるにつれ、再婚率も高くなってる日本

シングルマザーのデート

厚生労働省が行った調査では2018年度に婚姻した夫婦は全国で約59万組。

そして離婚した夫婦は全国で20万組と公表しています。

おおまかな計算だと、結婚した夫婦の3組に1組が離婚しているということ。

このように日本では年々、離婚率は高まっていますね。

それと同時に注目したいのが再婚率

実は離婚率が高まると同時に再婚率も高まっているんです。

2016年(平成28年)のデータでは婚姻数63万組の内、再婚者は17万組もいました。

離婚が珍しくないので再婚者数も増えてきているんですよね。

婚活パーティーや婚活アプリを利用すれば出会いの場は作れる

婚活アプリを使って出会いを作る

再婚率が高まっている理由の一つにマッチングサービスが増えていることがあります。

例えば『バツイチ男女のみ参加できる婚活パーティー』とか。

合コンなど通常の婚活だとシンママは敬遠されてしまうこともあります。

でもバツイチのみが参加する婚活パーティーなら話は別。

お互いの立場を理解して、関係を深めていくことができます。

参考⇒シングルマザーは婚活パーティーに勝機はある?メリットや注意点

あとはシンママを優遇してる婚活アプリとかも注目されていますね。

だから『バツイチだから』とか『シンママだから』という理由で再婚しないというのは間違い。

出会いの場を慎重に選べば、今からでも婚活することは可能です。

参考⇒シングルマザーを優遇してるマッチングアプリはコチラ

でもあえて『再婚しない』という決断をしたシンママもいます。

そんな女性はどういった理由で『再婚』という選択肢を選ばないのでしょうか?

シングルマザーで再婚したくない派の本音

シンママだからといって再婚できないわけではない。

今は離婚歴があっても子持ちでも、出会いの場は選べる。

それでも『再婚しない』と決めてるシンママさんはいます。

どういった理由で決断したのでしょうか?特に多いケースをお話しします。

もう二度と結婚したくないと思っている

離婚して良かった

離婚直後や、離婚から時間が経っていないときは『二度と結婚なんてするものか!』と思いがち

私も相手とか別にいないのに、『もう男はいらない』とか思ってました(笑)

とくに離婚の原因が相手にあるときはトラウマみたいになっちゃいますよね。

浮気・DV・借金などが別れのキッカケになれば『もう男なんて信じられない』と思うのも当然かもしれません。

現時点では『再婚しない』と思っているか。

もしくはこれからもずっと『再婚しない』と思い続けるのかは人それぞれ。

でも再婚が選択肢にないシンママさんの中には、過去に辛い経験をした人も多いです。

“今は”再婚しないと決めている!子供の気持ちや苗字の問題

シングルマザーと思春期の子供

将来的にはどうなるかはわからない。でも今はまだ再婚しないと決めている方もいます。

その理由は子供関係が多いですね。

  • 子供を転校させたくない
  • 在学中に苗字を変えさせたくない
  • 子供が大学生になるまで(成人するまで)待つ

このように子供の学校内での生活を考えている。

または子供が精神的に大人になり再婚を受け入れてくれるまで待っているケースです。

子供が小さいと再婚しても抵抗は少ないでしょう。

でも中高生など思春期に急に新しい男性と暮らすのは、ストレスが大きいんですよね。

そういう子供の気持ちを考えて『今はまだ再婚しない』と決めているシンママさんもいます。

参考⇒シングルマザーが彼氏を子供に会わせるタイミングはいつ?

恋人関係を維持したり事実婚というカタチも

事実婚を選択するカップル

子供が大きかったり、お互いに子連れの場合は再婚というカタチにこだわらないカップルも多いです。

休日にお互いの子供と一緒に遊んだり、お互いに空いた時間だけ会ったり。

あとは婚姻届にこだわらずに、一緒に生活する事実婚をするケースもありますよね。

再婚への段階的なステップとして事実婚を取り入れる方もいます。

逆に籍を入れないと決めて、一緒に将来を歩んでいくと決める方もいます。

再婚への迷いがあり踏み切れない!

  • 良い人がいれば再婚したいと思ってるけど、出会いの場に顔を出さない。
  • 恋人はいて子供とも仲が良いけど、再婚というと躊躇してしまう。

このように、またできれば再婚も前向きに考えたいけど、実際に勇気が出ないという女性もいます

先ほど言ったように、前回の結婚生活で嫌な体験をしたのかもしれません。

世間の目を気にしたり、『相手の親に反対されたら』と不安なのかもしれません。

もしくは子供への虐待とかのニュースを見て怖くなってる可能性もあります。

本音の部分では再婚には前向き。

でも実際に行動に移そうとすると、ネガティブな感情でブレーキがかかってしまう。

実は以前の私がこれに近かったんです。

  • 一人で育てていくと決意したのに再婚していいのか。
  • 私は結婚不適合者だから離婚したんじゃないのか。
  • 子供は父親を望んでいるのか。子供は前の夫と仲がいいし。
  • やっぱり相手の親戚付き合いとか嫌味言われるよね…

こんなふうにまだ相手もいないし、婚活すらしてないのにモヤモヤと悩んでいました。

『シングルマザーは再婚しない方がいい』というわけではない

子供と一緒に公園で遊ぶ母親

今回はシングルマザーの再婚事情についてお話ししました。

今はいろいろな形の婚活があるので、バツイチでもシンママでも出会いの場は作れます。

だから最初から『再婚できない』と諦める必要はありません。

ただそういった状況でも再婚しないと決めているシンママさんもいます。

前回の結婚生活でトラウマができた・子供の影響を考えた・再婚後の生活に不安がある・籍を入れることにこだわっていない

このように再婚しないと決めている女性の理由はさまざまです。

どれかが間違っていて、どれかが正しいなんてことはありません。

大切なのは自分自身と子供の幸せを守れるカタチを作ること。

それが再婚だと思ったらすればいい、別のカタチだと思ったら再婚にこだわる必要はありません。

『今は再婚しないと思っている』でも全然OK。状況が変われば考え方も変わります。

あまり世間体とか周りの目に悩まされないで生活したいですよね。

周りには面倒くさい人もいますけど、そういった人を上手に無視して暮らしたいところです。

次はこちら⇒シングルマザーが再婚に踏み切るきっかけとタイミング