- シングルマザーで将来的に再婚を考えている
- だけど、再婚が失敗しそうで不安
- シングルマザーの再婚って失敗しやすいの?
もう二度と恋愛も結婚もしない
そう決めていたけど、『この人となら』と思える男性に巡り合えた。
そんな男性と出会い再婚を少しずつ意識するにつれ、不安も大きくなっていきますよね。
今度こそ上手くいくのか、また離婚なんてことになったらどうしよう。
こんなふうに過去の経験から、モヤモヤしてしまいます。
そこで今回は シングルマザーの再婚が失敗するときのパターンと対処法をお話しします。
シングルマザーで再婚した人の中には、再婚生活が成功した人も失敗した人もいます。
その違いはどこにあるのか、どうすれば再婚がうまくいくのかを考えていきましょう。
シングルマザーの再婚は失敗しやすい?子連れ再婚の離婚率は高い
厚生労働省が実施した調査によると、今は3組に1組以上の夫婦が離婚する時代と言われています。
そして初婚夫婦と比べて多いのが、再婚者の離婚なんですね。
初婚よりも再婚、再婚よりも再々婚の方が全体で見ると離婚率の方が高いというのが現状。
『過去に一度経験している』ということが離婚へのハードルを下げているんですね。
参考⇒子連れ再婚の離婚率。シングルマザーが離婚する確率は高い?
ではシンママは再婚した後に、どんな状況で『失敗かも』と思ってしまうのか。
シングルマザーの再婚後によくある失敗例を見ていきましょう。
シングルマザーが陥る子連れ再婚の失敗例
シングルマザーで再婚した女性は、どんなシチュエーションで『失敗した』と感じるのでしょうか?
よくあるパターンを、私や友人話を織り交ぜながらお話ししていきます。
① デキ婚や焦りから交際期間が短いまま再婚すると失敗率も高い
- 彼氏との子供ができちゃった
- 経済的な不安があり早く再婚したかった
このように交際期間が短いままで再婚へ踏み切った場合は、再婚後に彼の新しい面を知ることが増えます。
お互いに恋愛したばかりだと、相手に良い面だけを見せようとしますよね?
付き合いが長くなると徐々に本音が見えてくるのですが、その前に再婚すると大変なことも多いです。
彼が趣味にお金を使いすぎていたり、再婚後は子供の世話を見なくなったり…
付き合った時間が短いことが、『今までと違う』と思いを引き出し『失敗した』と感じるケースがあります。
私も再婚当初は、朝食がパン派かごはん派とかで衝突してましたしね(笑)
結婚したあとでネガティブな面って見えてくるんですよね。
参考⇒シングルマザーの再婚のきっかけは?結婚を決意するタイミング
② 前回の結婚生活での不安が解消されてない!
前回の離婚の原因が元夫にある場合は、そのトラウマが尾を引く可能性があります。
例えば私の友人は元夫の浮気が原因で離婚をしました。
それからは男性を信じれなくなり、付き合った男性を束縛したり、すぐ浮気を疑ってしまうようになったんです。
浮気以外で言うと、借金もそうですよね。
夫が作った借金で悩まされると、再婚相手が趣味の範囲内でやる競馬やパチンコも許せなくなるかもしれません。
このように前回のトラウマがあると、再婚後の生活にも悪い影響を与えることがあります。
③ 再婚後に子供の態度が変わる!
再婚後にお子さんとの関係が悪くなって後悔するケースもあります。
たまに会って遊ぶ程度なら仲良くやっていた子供と彼。
だけど一緒に住んでみると、子供へのストレスが大きくて、それが態度に出ることも。
- 彼が帰ってくると笑わなくなる
- 素行が悪くなったと学校から連絡がくる
- 家での口数が減る
- 授業終わりに家に帰ってくる時間が遅くなる
子供が小さいと、そこまで不安を感じる必要はありません。
ただ思春期など、ある程度大きくなってくると、いきなり新しいお父さんと暮らすのはストレスが大きいはず。
とくに女の子の場合は。
参考⇒シングルマザーが彼氏を子供に会わせるタイミングはいつ?
④ 相手も再婚なら前回の離婚原因に要注意
男は浮気する生き物と言いますが、私はそうは思いません。
私は『一度、浮気した男は条件さえ整えば、もう一回する』と思っています。
もし再婚相手が初婚でない場合。
前回の離婚理由についての真相を知りたいところですね。
口では『ケンカが多くなって…』というかもしれないけど、実際は彼の浮気が引き金だったとか。
もし彼が浮気したんなら、再婚後も浮気する可能性は0ではないです。
再婚後にまた浮気してバレて、結婚生活にヒビが入ることもありえます。
⑤ 子連れ同士ならお互いの子供の相性もある
最後は相手も子持ちでシングルファザーの場合。
この場合は子供同士が一緒に暮らせるかという問題もでてきます。
あなたが彼氏さんと上手くいっても、子供同士が上手くいくとは限らない。
住む場所を変えて、どちらかだけ転校したりすると不公平感も出てきますしね。
それに子供同士がケンカしたら、やっぱり夫婦は自分の子供の立場にたってしまいがち。
お互いの子供の年齢も関係してきますが、子供同士の問題から再婚生活が上手くいかないと感じるシンママもいます。
シングルマザーが再婚を失敗させないために気を付けること
- 交際期間が短くて相手をよく知らなかった
- 前回の離婚のトラウマに苦しみ夫に攻撃する
- 子供へのストレスが大きく態度が悪くなる
- 夫の浮気
- 子供同士の中が悪くなる(相手がシングルファザーの場合)
シングルマザーで再婚を意識し始めたとき、どういったことに注意すればいいのか?
どうすれば『再婚してよかった!』といえる未来を手繰り寄せることができるのでしょうか。
ポイントは『再婚に踏み切らない勇気』だと思います。
同棲や同居で見極める
再婚するか×再婚しないか
この二者択一の考えをまず、いったん横に置きましょう。
再婚に向けて悩みや不安があるなら、今はまだする時期ではありません。
大切なのは思い切って再婚に踏み切ることじゃない。
それよりも本当に彼と再婚して、あなたと子供が幸せになるのかを見極めることです。
なので再婚に『段階的な再婚生活』を送ってみてはいかがでしょうか?
- 半同棲をする(土日に泊まりにくるなど)
- 子供と彼氏の会う回数を増やす
- 子供同士を遊ばせる頻度を増やす(相手がシングルファザーの場合)
デートなど二人だけで会うよりも、家族としてお互いを受け入れられるかを見ていきます。
生活サイクルは合うか、食の好みはお互いに歩み寄れるか、将来設計やお金の管理など
このように家族になったあとに大事になることを、段階的な再婚生活で確かめてはいかがでしょうか?
期間限定の事実婚も選択肢の一つ
最後は個人的な話になりますが、やっぱり再婚にあたって子供と父親の関係ってデリケートなんですよね。
そこで私の家庭で取り組んでよかったと思ったのが『事実婚』と『父親の呼び方』です。
まずは籍を入れる前に段階的に一緒に住んでみる。
お互いの親にも伝えずに期間限定で暮らして、再婚生活がイメージ出来たら再婚をしようという話になりました。
あと『父親の呼び方を変えた』のも、個人的にはファインプレーでしたね。
実はうちの子が彼を『お父さん』と呼ぶのに抵抗を感じていたんですね。
だから私は、家族内で彼にあだ名をつけることにしました。
これが意外とすんなり受け入れてくれたんですね。
『お父さん』とは呼べないけど、私と子供でつけたあだ名で彼を呼ぶことで、二人の間の壁が薄くなった感じがしました。
実はこれ、明石家さんまさんの話を参考にしています。
大竹しのぶさんが前回の旦那さんとの間にできた子供がいたんですね。
その子供が気を遣わないようにと、さんまさんは自分のことをボスと呼ばせていたそうです。
この事実婚や彼にあだ名をつけるという話は、あくまで個人談です。
ただ思い切って再婚する前に、このように家族みんなが納得して前に進める工夫は必要だと私は思っています。
今回はシングルマザーの再婚が失敗するパターンについてお話ししました。
思い切って再婚する必要はないです。
それよりも少しでも不安があるなら、その不安を見て見ぬふりをするより向き合いましょう。
あなたとお子さんと彼の3人が幸せになれる家族のカタチを見つけることが大事です。
その一つの案として実験的に一緒に住んでみたり、彼のあだ名を考えてみてはいかがでしょうか?