- シングルマザーとして彼氏と同棲を考えてる
- でもタイミングとは子供に悪い影響があったらどうしよう
以前のように、結婚前に気軽に同棲なんてできないのはシングルマザー。
子供という守るべきものがあるし、今の生活を崩すことへの怖さを感じるのも当然です。
でも結婚するにしても、いきなり一緒に生活をするのも不安。
彼とあなたとお子さんが家族になれそうか、同棲をして確かめておきたい気持ちもあります。
今回はそんなシングルマザーの同棲について考えていきましょう。
①同棲するメリット・②同棲前のチェックリスト・③同棲中の決め事
この3つについて順にお話ししていきますね。
シングルマザーが同棲するメリットとデメリット!
まずシングルマザーという立場で同棲することが、あなたやお子さんの幸せに繋がるのかを見ていきます。
独身女性が軽い気持ちで同棲するのとワケが違いますよね。
だからこそまずはシンママが同棲するメリットとデメリットを見て、今すぐ同棲すべきかを判断する基準にしましょう。
シンママで彼氏と同棲することで得られるメリット
シングルマザーで同棲を始めるメリットは『確かめられること』でしょう。
3人で一緒に暮らしていけるかを、再婚する前に見分けることができます。
- 彼が子供の父親として自覚があるのか
- 彼との共同生活を無事に送ることができるか
- 子供は彼と一緒に暮らして今まで通り懐いてくれるか
言葉で何度も確認するよりも、実際に確かめた方が確信が強まります。
将来のことを考えるなら、実験として同棲をスタートさせる。
こうすることで『幸せな結婚生活になるか確かめることができる』のは最大のメリットですよね。
また男性と暮らすことで、子供の世話を2人で見ることができるのもメリットの1つ。
風邪を引いて体調を崩したときや、急な仕事が入ったときに、誰かに頼まなくてすむようになります。
もちろんお子さんが彼に懐いている、彼が子供に優しく接していることが前提。
家族で大人が1人増えることで、急なアクシデントに柔軟に対応できるようになります。
あとは単純に、家のことで男性に頼れるようになるのも助かりますよね。
ゴキブリが出たり、家電の調子が悪かったり、近所で怖い事件があったときなど。
こういうときに男性が近くにいると、頼れるのもメリットでしょうか。
- 結婚生活が上手くいきそうか確かめられる
- 2人で子供を見ることで安心感が得られる
- 気軽に男性に頼れるようになる
シンママの同棲にはデメリットも隠されている
同棲することは良いことばかりではありません。
デメリットというかリスクが隠されています。
例えば実は彼の素行が悪かったときなどは、あなただけでなくお子さんも被害を受けることになります。
浮気やDV・パワハラまがいの言動だったり、働かないで借金があったりなど。
こういった男性と一緒に暮らすと、同棲を解消して別れようと思っても難しい。
一瞬だけ優しくなってウソをついてきたり、強引に今の関係を続けようとしてくると関係を断つのは苦労します。
それに相手が本当には結婚する気がなかったときもリスクが大きい。
(正式な結婚という意味だけでなく事実婚なども含めて。)
あなたの貴重な時間が、将来を考えていない人と暮らすことで無くなってしまいます。
同棲自体が悪いというよりも、相手の男性が誠実にあなたと向き合っているかがポイントになります。
こういった同棲して後悔するような未来を避けるためにも、同棲前には必ずチェックしたいことがあるんですよね。
シングルマザーが同棲する前に彼氏と話し合うことやタイミング
どんなカップルでも同棲すれば幸せになるわけではありません。
同棲してより関係が深まるカップルと、同棲して関係が悪化するカップル。
その違いはどこにあるのでしょうか。
実際に同棲へと進む前に、以下のチェック項目を確認してみましょう。
以下の項目に『大丈夫』と言えれば、自信を持って同棲へのステップを踏むことができますよ。
① 彼への気持ちが本気か?付き合ってすぐは依存度に注意
まず最初は胸に手を当てて、自分の気持ちに正直になります。
なぜ同棲したいと思っているのかを見つめ直していきましょう。
『好きだから』『少しでも一緒にいたいから』
こういった理由だと、彼への気持ちが冷めたときが心配です。
付き合ってすぐは好きすぎるくらいの愛情を注ぐもの。
でも時間が経てば良い意味でも悪い意味でも、二人で過ごすのが日常になりトキメキも少なくなりますよね。
トキメキ度が高い時期に勢いで同棲すると、冷めたあとに一緒の家に住むのがお互いに辛くなります。
あとは何か外の影響で、同棲を急かされている場合も要注意ですね。
彼が転勤して遠距離になるとか、彼が『会えないのが嫌だ』といって同棲するとか。
こういった急かされて決断してしまうと、後で後悔しやすいです。
付き合った当初のトキメキは薄いけど、逆に彼との仲は深まっている。
そう言い切れる時が、あなたの心の準備ができているサインです。
子供の本音を探る!お子さんが安心できる家を作る
シングルマザーで同棲を考えるとき、お子さんの気持ちもあなたと同じくらい大切。
「一緒に暮らしてもいい」と聞いて「いいよ」と子供が言ったから、もう安心というわけではありません。
もしかしたら、あなたに嫌われたくないから無理をしてるかも。
本音では「大好きなお母さんが取られる」と思ってるかもしれません。
それにお子さんが彼に苦手意識を持っていないかも心配ですし。
こういったお子さんの本音を知るには、彼と一緒にいるときのお子さんの言動の変化を見るのが一番です。
3人でいるときは普段より口数が少ないとか、子連れデートの日は元気がないとか。
こういった本当は嫌だとわかるサインがある場合は同棲を先延ばしにした方が良いですね。
まずは少しずつ会う時間を増やして、会う頻度も多くして。
そうやってお子さんが安心して3人でいれるようになってから、同棲をスタートさせても遅くないはず。
あと万が一お子さんが彼のことを嫌っているなら、同棲は辞めた方が良いでしょう。
近くに暮らすとか、引っ越すなどをして会いやすい距離を取るくらいが限界。
お子さんが帰りづらい家になることは避けたいところです。
参考⇒シングルマザーの恋愛と子供の気持ち!子供の年齢で変わる恋愛のカタチ
彼氏さんのステータスや能力を見る
嫌らしい言い方ですが、彼氏さんのステータスも同棲するうえでは重要。
ただ高収入とか高学歴というわけではありません。
見るポイントは自立力です。
例えば経済的な自立をしているか。
借金をしていないかだったり、定職についているかは大事。
もしお金に困っていたら、あなたが代わりに工面する可能性だってでてきます。
できればお金はお子さんのために残しておきたいですよね。
そんな大切なお金を使わないためにも、彼の経済的な自立力は大切です。
あとは生活面での自立力も大事。
子供をあやすのが得意かはもちろん、料理や掃除・洗濯が一通りできるかもチェックしましょう。
お金と同じく彼に家事能力がないと、あなたが代わりに家事をこなすことになります。
あなたは彼の恋人ではあるけど母親ではありません。
お金も家事も分担できるように、彼の自立力を見ておきましょう。
相手の親に挨拶へいく!反対されたら説得する必要もある
最後はお互いの両親の気持ちについて。
同棲することへの許可をもらったり、最低でもお互いの親に合う必要はあります。
相手の男性が初婚なら、シングルマザーとの同棲に難色を示されるかもしれません。
そうしたら根気強く通ったり、時間をかけて少しずつあなたの人柄をわかってもらう必要があります。
再婚するわけではないので、意見を押し通して同棲することはできます。
ただこれからの生活で何か不都合なことがあったときを考えると、頼れる関係性を作っておくほうが安心ですよ。
[オマケ]もし同棲に不安があるなら半同棲や旅行をしてみる
もし今までのチェックリストを見て、自信を持って同棲に望めないとわかったとき。
そんなときは実験をしてみるのも検討しましょう。
具体的にいえば土日だけ、彼に泊まりに来てもらうとか。
あとは1泊の子連れ旅行をしてみるなど。
お子さんと彼の距離も縮まるし、あなたもデート以外の彼の姿をみることができます。
彼氏さんも共同生活の練習ができるし、同棲前に実験的に1日だけ一緒に住むのは効果的ですよ。
シングルマザーが同棲を考えるとき彼氏の言動で確認したいこと
最後はもし同棲を開始したら、同棲中の生活でどんなことを見ていけば良いのかをお話しします。
再婚を意識したときに、どういったポイントに注目すればいいのでしょうか。
再婚相手の条件は人それぞれですが、最低限として次の3つだけはクリアしてるか確認してください。
普段の彼が子供にどう接するか?
子連れデートでは子供に優しく接していた彼も、オフの時間に同じように接するかは別問題。
特にあなたがいないときに、子供にどういう態度をとっているかは見ておきたいです。
最近だとシンママが連れてきた男性が子供に虐待するなど、恐ろしいニュースがよく流れてますよね。
そういった事態にならないことを、同棲期間で確かめましょう。
お子さんの反応は素直です。
彼と接しているときのお子さんが緊張していたり怯えていたら要注意。
子供を不幸にする男ではないことは見極めておきたいですね。
逆に父親としての自覚を持ち始めてくれるのが理想です。
あなたに言われなくても一緒に遊んだり、ご飯を作ってあげたり。
お子さんが「パパになって」とおねだりしてきたら、いよいよ再婚のタイミングかもしれません。
あなた・子供・彼氏の生活リズムは合っているか
- 料理は仕事が休みの方が担当しよう
- 家賃は折半しよう
このように同棲前はいろいろと決め事をすることと思います。
この決め事がしばらく経っても守られているかをチェックしてください。
ダラダラと過ごしていく中で、いつの間にか家事全般をあなたがやっていない?
家賃も生活費もあなたが負担していないか?
これだと、大きい子供が一人増えたようなもの。
あなたにも負担が重くなるし、お子さんへの影響も心配です。
同棲直後はお互いに気を張りながら、同棲ルールを守るでしょう。
ただ時間が経つにつれて、少しずつそのルールがどう変化するかも見ていきたいですね。
子供の前で喧嘩を吹っ掛けない
最後はあなたと彼の関係がギクシャクしてないかです。
たまに会ってデートするくらいなら、ラブラブで上手くいっていた。
でもいつも一緒にいるようになると、価値観というかお互いに「あれっ」と思うことが増える。
こういった価値観のズレがあるのは、仕方がないことでもあります。
そこからお互いに歩み寄って、いい意味で妥協できるかが長期的な関係を築ける分かれ道。
でもそのときはイライラしてケンカに発展してしまうこともあるかもしれません。
もしケンカをするなら外でやって、子供の前で口喧嘩はしないようにしたいですね。
前回の結婚で元夫とケンカしていたなら余計に大事です。
子供はビクビクしてしまいます。
ケンカして離れ離れになって、また寂しい思いをするかもしれないことに。
絆が深まる口論もあります。
そういったささいな口喧嘩でも、子供のとらえ方は変わるかもしれません。
だから強い口調で言い合うときは、子供がいない時にしたいですね。
シングルマザーで同棲するときはタイミングを慎重に見極めよう
今回はシングルマザーが彼氏と同棲することについてお話しをしました。
同棲には結婚生活が上手くいきそうかを確認できるメリットがあります。
でもあなたか彼かどちらかに依存傾向があると、関係が冷え切った後もズルズルと続きやすいので注意。
焦って同棲をしようとしていないか、子供は本当に受け入れているかを見直してみましょう。
彼氏さんが経済的にも生活面でも自立力があることも大事です。
もし同棲について悩みが晴れないなら、相談できる相手を探すのも良いですよ。
アドバイスとかもらわなくても、心に溜まってるものを全部吐き出せたら意外にスッキリするので。
次はこちら⇒シングルマザーで再婚できる人の共通点は?