バツイチ子持ちで恋愛するのってこんなに疲れるの?
仕事と育児と家事を1人でこなす毎日。
そんなときに出会った彼との恋愛は素敵な日々になる・・・
はずだったのですが、けっこう大変だと感じることも多かったです。
恋愛自体にも疲れるし、周りの環境も未婚時代の恋愛とは違うのも関係していました。
今回はそんな『シングルマザーの恋愛で疲れたと感じる原因と対応』について考えていきます。
シンママだからこそ恋愛で疲れる瞬間や、考えられる未来への選択肢・そして心の癒し方をお話ししますね。
シングルマザーは恋愛がうまくいかない?疲れたと感じる瞬間
恋愛自体は良いことばかりではなく嫌なこともあります。
お互いに消耗して疲れることもしばしば。
ただシンママならではの恋愛での消耗もあるんですよね。
いくつかありますが、多くのシンママが感じる恋愛で疲れた瞬間は以下の5つです。
① シンママ恋をしたくても積極的にアプローチできない
恋愛したくても未婚のときのように振舞えないシンママは多いです。
一度失敗したという過去が足を引っ張ることもあるし、周りの目を気にしてしまうんですよね。
- 親に反対されるに違いない
- 周囲から子供を第一に考えてないとか思われるかも
このように周囲の視線を気にしてしまい、そっけない態度をとってしまう。
勝手に諦めたり、恋愛に発展しないようにブレーキをかけてしまいます。
相談できない環境にいるのも大きいですね。
シングルマザーという立場同士なら話し合える内容も、他のママさんには相談できないことがあります。
恋愛の悩みなんて気軽に相談しづらいです。
こういったときはシンママ向けのマッチングアプリなどを検討しましょう。
シングルマザーという立場に理解がある男性なら、周囲の目を気にしない方法で会うなどの配慮もしてもらいやすいです。
参考⇒シングルマザー向けリスクが低く始めやすい恋活3ステップ
② シンママは恋愛に回すお金はない
もし彼と付き合うことになってもお金に困ります。
とくに子供が小さくてフルタイム働けない、しかも実家が頼れないシンママは金銭面の負担が大きくのしかかります。
まずは家賃や食費などの生活費。
余ったお金は子供の進学や、病気など働けなくなったときの保険や貯金に回す。
こうなるとお金なんて余らないし、デート代やファッションに回せるお金なんてないんですよね。
今はレンタルファッションなど工夫もできます。
それに在宅で仕事をしたりすることも可能。
ただ仕事量を増やすにしてもシンママへの負担が大きくなるのは事実。
以前のようにエステや化粧水やファッションにお金をかけられるわけではありません。
お金の悩みも心の消耗につながります。
③ 彼との関係を築く時間を作れない辛さ
足りないのはお金だけではありません。
会える時間を作れなくて、それで相手と意見が割れて疲れてしまうことがあります。
シングルマザーとして最優先なのは子供との生活。
だから朝早く起きて家事をして仕事へ。
帰宅後は子供と一緒に過ごして、子供が寝てから残った家事をする。
そんな毎日を過ごすので連絡をとったり直接会ったりする時間を作りづらいです。
相手の男性が理解ある方ならまだ何とかなりますが、理解してくれないと言い争いになってさらに疲労が溜まることに。
体力的にも疲れますが精神的な消耗もしてしまいます。
④ 子供は恋する母親を求めていないかも
子供がみなパパが欲しいと思っているわけではありません。
寂しさや父親が欲しい気持ちはあっても、母親が別の人に心を許すのは考えたくない時期もあります。
子供が小さいなら大丈夫ですが思春期になると嫌がることが多いですね。
逆に思春期を過ぎて社会にでるタイミングだと『お母さん自身の幸せも考えてね』と思える年齢になります。
元旦那と仲が良かったりしても嫌がるかも。
シングルマザーの恋愛は、男女2人だけの問題ではありません。
好きな人ができたときに、それをどう子供が受け取るかも関係しています。
特に彼氏さんが子供に会うのを嫌がっている時は赤信号。
会わせるタイミングなどは十分に気を付けたいところです。
⑤ シンママならではの恋愛の壁が罪悪感へ繋がる
恋愛での精神的な疲れでいうと、彼への罪悪感も芽生えます。
今までお話ししたように、二人の関係を育む上でシンママならではの壁みたいなものがある。
その壁が目の前に立ちはだかるたびに『彼には別の女性が良いのでは』と思ってしまうんです。
離婚歴がなくて子供もいない女性と付き合った方が幸せなんじゃないかななんて思って泣いたりと心が消耗してしまいます。
彼が『気にしなくていいよ』って気を遣ってくれるのも逆に辛くなるんですよね。
再婚をするかなど将来を考えた選択をするときも、彼と自分と子供の意見が一致するとは限らないし。
このような障害に疲れてしまうのもシングルマザーの恋愛の特徴ではないでしょうか。
シングルマザーが恋愛でうまくいかないとき、どうやって乗り越えるか
シングルマザーという立場だと恋愛で疲れることが多くなるという話でした。
でも『シンママは恋愛をするな』というわけではありません。
疲れたと感じるときにどのように体と心を癒して、好きな人と子供との幸せを考えるか。
今からいう3つを意識してはいかがでしょうか。
① どこでもいいから同じ境遇の人を見つける
私だけが悩んでいるわけではない
それがわかるだけでも悩みは同じなのに、心がフッと軽くなるのだから人間は不思議。
先ほどもいった通りシンママだと周囲の目を気にして周りに恋愛の悩みが打ち明けづらいもの。
だから一人で悩んでネガティブな考えが頭の中を何度も回り、必要以上に疲れてしまいます。
そこでまず私が心掛けたのは同じような悩みを持つ人を探すことでした。
実際に周りにシングルマザーの方がいればベストです。
でも手軽にというか見つけやすさでいうとスマホを使う方法もあります。
例えばTwitterで別垢を作りシンママの方と交流する。
知恵袋に質問したり、回答して他の方の意見を聞く。
amebaブログでシングルマザーのコミュニティを見つけるのも良いですね。
日本中で自分しか抱えることができない辛さってないと思います。
似た経験をしたり同じ境遇にいる人を見つける。
『私だけじゃないんだ』と思えるだけでも精神的な疲労感は少し減ります。
② 相談に対して客観的なアドバイスをしてくれる人を探す
私だけじゃないと思える居場所を見つけたら、相談したりアドバイスしてくれる人も探します。
勝手にアドバイスしてきたり自分の考えを押し付けてくる人はNG。
相談しても逆に疲れちゃいますもんね。
思っていることを話してスッキリしたり、幸せになるためにどうすればいいかの提案をしてくれる人が理想。
親とか兄弟でも良いのですが、全く関係のない人の方が相談しやすい場合もあります。
例えばカウンセラーとか支援団体とかが候補になるかと思います。
シンママのカウンセラーだったり、シングルマザーを支援する団体なら、気持ちを理解してくれる可能性が高い。
③ 恋愛への疲労感を彼に伝える
恋愛で大切なのは『I(私)』でも『YOU(あなた)』でもなく『WE(私たち)』。
『私はこうしたい』とか、『なんであなたはわかってくれないの?』ではなく、『じゃあ私たちはどうしたらいいのか』という視点。
今ある状況を踏まえて『じゃあどうすればいいか』を考えられるような話し合いはぜひともすべきです。
- 会える時間が少ない⇒連絡を増やしてはどうか?
- お金がない⇒お金がかからないデートを試してみたい
こんな感じで『では私たちはどうしたらいいか』を話し合うとスッキリするし、彼との信頼関係も深くなります。
恋愛だけを楽しみたいなら付き合ったり別れたりを繰り返せばいい。
ただ将来のことを視野にいれてるなら、一度時間があるときに『私たち』という視点で関係を改善できないかを考えてみませんか?
シングルマザーは恋愛がうまくいかないで疲れることもある
今回はシングルマザーならではの恋愛で疲れる瞬間についてお話ししました。
好きな人ができても引け目を感じたり、交際中にお金が時間を使えなかったり、子供の問題などシンママだからこその恋愛で疲れることは出てきます。
でもだからといって『シングルマザーは恋愛なんてしてはいけない』というわけではありません。
実際に今は日本での再婚者数も年々増えてきていますし、シングルマザーの再婚率も上昇しています。
では恋愛の疲れにどう対応すればいいかというと、まず同じ悩みや境遇の人を見つけること。
そして相談できたり客観的なアドバイスをくれる人を探します。
そうして心の居場所を作って疲労感が薄まってきたら、彼と話し合うのもあり。
どうしたら私たちの関係が今より良くなるかを話し合うことで、お互いに良い未来を引き寄せやすいです。